肝胆膵

肝臓ガン

「沈黙の臓器」と言われる肝臓は、病気になっても自覚症状がないことがほとんどですが、疲労感や倦怠感、食欲不振などの症状が出ることがあり、風邪などの病気に間違えやすく、注意が必要です。

肝硬変

肝臓の中に線維が増え、固くなりゴツゴツした臓器になります。再生能力が強い肝臓も限界です。肝臓内部の血液循環に異常が生じ、肝臓の働きが果たせなくなります。大量のアルコール摂取やC型肝炎などが原因のようです。

膵臓ガン

膵臓ガンの場合、胃の辺りや背中が重苦しい、なんとなくお腹の調子が悪い、食欲不振などの症状で受診し、膵臓ガンと診断される方が多いようです。このような症状は膵臓ガンではなくても起こる症状です。膵臓ガンに関連ある症状としては、ガンの影響で胆管が詰まったときに起こる黄疸で、体が黄色くなるほかに、尿の色が濃くなったり、体が痒くなったりします。

胃潰瘍

胃の粘膜の下の筋層まで傷つく状態です。急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍があり、急性胃潰瘍は、浅いふぞろいな潰瘍やびらんが多発し、慢性胃潰瘍は円形で単体で発生します。食後にみぞおち部分の痛み、背中の痛みなどの症状がみられます。黒っぽい血を吐いたり、コールタールのような便が出れば、胃や腸から出血している可能性があります。多忙、緊張、ストレス、喫煙、大量のアルコール摂取などが原因と考えられ、ピロリ菌の感染も関わっているようです。

慢性膵炎

長期にわたり膵臓に炎症が繰り返し起こり、正常な細胞が徐々に壊されて行きます。炎症が続いている間、繊維化や石灰化が起こり、膵臓が固くなる症状です。慢性膵炎で膵臓の組織が壊されると、外分泌と内分泌の両方の機能が低下し、全身に大きな影響を与えます。アルコールを長期間大量に摂取することは要注意です。

急性膵炎

膵臓に炎症が起こり、痛みを感じます。膵液に含まれる消化酵素が、膵臓自体を消化してしまうことで起こります。慢性膵炎同様、アルコールの大量摂取で起こるケースが多くあり、注意が必要です。