胸部

肺ガン

肺ガンの一般症状は、治りにくい咳や血痰、胸痛、息切れなど、風邪の症状とよく似ています。また、症状が出にくいタイプもあり、脳転移による頭痛や骨転移による腰痛などが最初の症状としてあらわれることもあります。

気管支炎

急性気管炎と慢性気管支炎があり、急性気管支とは風邪をひいたときなどに、細菌が気管支に感染し、合併して起こる病気です。咳や痰、血痰、胸の圧迫感などで呼吸が苦しくなるなどの症状が起こります。
慢性気管支炎は、男性に多く、毎年3ヶ月以上にわたり咳や痰が2年以上続くものです。冬に増悪し、治療せずに放置すれば、肺性心(肺の血流や機能が低下し、心臓の負担が増すことで、特に右心が肥大し弱る状態)へ進行することがあります。

気管支拡張症

気管支壁が損傷を受け、不可逆的に拡張を起こす疾患です。
気管支壁は、先天性、感染症、気道閉塞、免疫異常などが原因です。
黄色や緑色の痰、咳、発熱、呼吸困難などの症状がみられます。

気管支喘息

アレルギー反応や細菌感染などによる気管支の炎症が慢性化する病気で、咳、喘息、呼吸困難などの症状がみられます。体質、遺伝、ハウスダスト、ダニ、花粉などのアレルゲンや公害、環境汚染などが原因と考えられています。

肺炎

肺の炎症性疾患の総称です。発熱、咳、痰、胸の痛み、呼吸困難の症状がみられ、脱水症状や敗血症など重度な症状を起こすことがあります。細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、機械的肺炎、薬剤性肺炎などの種類があります。

乳ガン

乳ガンの症状は、しこりや皮膚の変化、リンパ節の腫れなどで、発症の要因としては、初経年齢が早いことや、閉経年齢が遅いこと、出産歴がない、初産年齢が遅いことなどです。しこりの症状がすべて乳ガンという訳ではありません。

乳腺症

エストロゲンとプレゲステロンのバランスが悪くなり、乳腺の細胞に変化が起こります。30代から40代に多く見られ、乳房内のしこりや乳腺の一部がむくむ、水がたまる、張りや痛みを感じることがあります。乳腺症がガン化することはありません。

乳腺炎

細菌感染により起こります。赤くはれたり、しこりや痛み、膿みの症状が起こります。授乳期に母乳が乳房内に滞留し、炎症を起こす「うっ帯乳腺炎」が多く、ここに乳頭から細菌が侵入すると「化膿性乳腺炎」となり、膿が出るようになります。

線維線種

10代後半から30代に多く見られる良性腫瘍です。触るとコロコロとよく動く硬いしこりです。しこりが急に大きくなる場合は切除しますが、特に治療は必要ありません。

乳管内乳頭腫

乳管内にできる良性腫瘍です。乳頭からの出血や分泌物がでることがあります。

葉状(ようじょう)腫瘍

20代から30代に多く見られるしこりです。2ヶ月から3ヶ月で急に大きくなります。ほとんどの場合は良性ですが、悪性の場合は乳房切除が必要となり、まれに遠隔転移することもあります。また、再発を繰り返し、良性が悪性になることもあります。