18.自己腫瘍・組織を用いた活性化自己リンパ球移入療法

(じこしゅよう・そしきをもちいたかっせいかじこりんぱきゅういにゅうりょうほう)

概要

末梢血から採取した自己リンパ球と自己の腫瘍とを混合培養するなどして接触させた後、体外でインターロイキン2などの存在下で培養し、腫瘍に特異的と期待されるキラー細胞を誘導し、増殖させ、再び体内へ戻す療法です。
採血したリンパ球を、自己のガンとサイトカイン(インターロイキン2)で混ぜ合わせて刺激する事で、リンパ球にそのガンの特徴を教え込ませます。体の中に戻された、教育を受けたリンパ球は、体内にあるガンを探し出して、選択的に攻撃すると考えられています。
自己のリンパ球を用いるため、副作用は少なく、患者さんの体への負担が少ないという特徴があります。

治療の効果が期待できるガン、または検査の対象となるガン

ガン性の胸水若しくは腹水又は進行ガン

治療または検査の方法

リンパ球を誘導するために、手術時に切除された患者さん自身の腫瘍組織を抗原として用います。ガン性胸水、腹水の場合は穿刺液から腫瘍細胞を集めて用います。
患者さんの末梢血から取り出した自己リンパ球と自己の腫瘍とサイトカイン(インタ-ロイキン2)とを体外で混ぜ合わせ、刺激して増やしたのち、体内に戻します。

治療または検査の副作用・合併症

数日間、38℃程度の発熱があります。

自己腫瘍・組織を用いた活性化自己リンパ球移入療法を行っている医療機関

関東

名称 東京医科歯科大学医学部附属病院
URL http://www.tmd.ac.jp/medhospital/
住所 東京都文京区湯島1-5-45
電話 03-3813-6111

関東

名称 北里大学 北里研究所病院
URL http://www.kitasato-u.ac.jp/hokken-hp/
住所 東京都港区白金5-9-1
電話 03-3444-6161

中部

名称 山梨大学医学部附属病院
URL http://www.hosp.yamanashi.ac.jp/
住所 山梨県中央市下河東1110番地
電話 055-273-1111
名称 愛知医科大学病院
URL http://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/
住所 愛知県愛知郡長久手町大字岩作字雁又21
電話 0561-62-3311

九州

名称 久留米大学病院
URL http://www.hosp.kurume-u.ac.jp/
住所 福岡県久留米市旭町67
電話 0942-35-3311
費用 213,848円(1回の治療につき)