10.マントル細胞リンパ腫の遺伝子検査

(まんとるさいぼうりんぱしゅのいでんしけんさ)

概要

リンパ組織はリンパ節をはじめ、脾臓(ひぞう)、消化管など全身に張りめぐらされ、細菌、ウイルスなどの外敵から体を守る役割をしています。このリンパ組織の細胞が、ガン化したのが悪性リンパ腫です。世界保健機構(WHO)の分類では、悪性リンパ腫は大きく6つの項目に分類され、マントル細胞リンパ腫はB細胞非ホジキンリンパ腫に分類されます。マントル細胞リンパ腫は、経過、予後が非常に悪いため、積極的な化学療法を行う必要があるため、他の低悪性度リンパ腫と鑑別しての診断が重要となります。この検査は、患者さんのリンパ節生検材料を用い、特殊な方法で、マントル細胞リンパ腫の特異遺伝子を測定し、補助診断を行います。これにより、マントル細胞リンパ腫と他の低悪性度リンパ腫との鑑別は容易になり、適切な治療方針を立てることができます。

治療の効果が期待できるガン、または検査の対象となるガン

マントル細胞リンパ腫

治療または検査の方法

まず患者さんのリンパ節生検を行います。この生検材料を用いて、リアルタイムPCR法を行い、マントル細胞リンパ腫の特異遺伝子を定量的に測定し、補助診断に用います。

治療または検査による副作用・合併症

リンパ節生検による穿刺部疼痛や出血、感染などがあげられます。
局所麻酔剤や手術操作によりショックやアレルギー反応を生じる可能性があります。

マントル細胞リンパ腫の遺伝子検査を行っている医療機関

関東

名称 国立大学法人群馬大学医学部附属病院
URL http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/
住所 群馬県前橋市昭和町三丁目39-22
電話 027-220-7111(代表)
費用 30,600円