パクリタキセル

パクリタキセル

製品名 パクリタキセル注 30mg/5m「[NK」、100mg/16.7ml「NK」(日本化薬)
タキソール注射液 30mg、100mg(ブリストル・マイヤーズ)
一般名 パクリタキセル製剤
製薬会社 日本化薬株式会社
ブリストル・マイヤーズ株式会社
分類 植物アルカロイドに属する抗ガン剤です。
作用 細胞分裂を停止させ、細胞死に至らせます。
一般的な副作用
白血球の減少・倦怠感・手足の麻痺および刺痛・筋肉および骨の痛み・脱毛・吐き気・嘔吐・下痢・口内炎など
併用に注意する薬
抗悪性腫瘍剤、シスプラチン、ドキソルビシン、ビタミンA、アゾール系抗真菌剤、ステロイド系ホルモン剤、ジヒドロビリジン系、テルフェナジン、シクロポリンなど

他のお薬と一緒に使うと、作用が増強したり、副作用が強くあらわれることがあります。また、動物の実験で奇形を引き起こすことが報告されておりますので、男性の方も女性の方も何らかの方法で避妊なさることをお勧めします。このお薬で治療を行っている間に妊娠した際は、すぐに医師に相談して下さい。なお、このお薬は母乳中にも含まれますので、母乳による授乳は避けるようにしましょう。このお薬にはアルコールが含まれています。お酒に弱い方やアルコール類に過敏な方はあらかじめ医師に伝えておきましょう。このお薬を点滴した2週間から3週間後に、ほとんどの方で脱毛があらわれます。脱毛は、頭髪だけでなく、まゆ毛などを含む全身の体毛に及びますが、治療が終了すれば6週間から8週間で回復するようです。

また、点滴した6日から10日後に熱の出る方が多いようです。特に、初めて点滴した後にあらわれやすい傾向があります。その他、点滴して2日から3日後に、多くの患者さんが関節や筋肉に痛みを感じます。特に、体重のかかる部位にあらわれやすく、筋肉痛の場合は肩から背中にかけての筋肉や骨盤または腕の筋肉に、関節痛の場合は下肢にあらわれるようです。通常、1週間程度で軽快してきますが、痛み止めのお薬により対処できることもありますので、症状が長く続いたり、症状が強く、起立したり歩くなどの動作がつらい場合は、医師・看護師にご相談下さい。
なお、痛風や糖尿病、関節炎などの病気のある方は、この症状が強くあらわれる可能性がありますので、あらかじめ医師に伝えておいた方がいいでしょう。